前回は、住宅事情の変化や燃料販売を取り巻く環境の変化を契機に、建設工事等を事業として行うように変化してきました。

    給湯器のお話に少し戻りますが、最初期の給湯器は「貯湯型」とか「減圧式」と呼ばれる方法で加温していました。

    下にイメージ図を記載しましたが、機械内部に小さな熱に強い湯を貯めておく場を設け、温度はセンサー等で感知しながら常に一定温度で貯めておくことで蛇口から湯が供給される方式でした。(右イメージ図)

    対して水の流量や精密な熱制御が可能になって来ると、電磁弁を用いてバーナー近辺の細い管や表面積の大きな板状の部分に湯を使う時のみ通水して、できた高温水を再度水と混ぜながら所定の温度で供給する「直圧式」が開発されました。

    燃費や水圧面で有用な部分が多い直圧式ですが、コストの面や凍結対策、少量の湯を継続的に使用したいなどの理由で現在でも併売され続けています。

    さらに時代は進むと、いわゆる「自動湯はり」と「追い炊き」機能を持つ給湯器が発売されてきました。

    一つの給湯器で、お湯を作る機能と、お風呂に溜めたお湯を再加熱する機能を兼ね備えている特徴があります。

    一つ一つはそれを利用するお客様目線では少し高いけどいい物が出たんだな位のご認識だと思います。でも設置を行う僕らは新築、改修の際それぞれの特徴や性能を一定程度理解して適したものを選定する必要があるので自前で工事が可能であることに意味があると考えています。

    次回はさらに進んだ現代の給湯器についてお話させてください。