ガス機器やエアコンなど、時折「住設モデル」と「量販店モデル」といった名称で販売されている商品を目にする機会がある方もいらっしゃるかと思います。

    メーカー毎に方針があるので、全部がそうであるわけではありませんが、当社が過去に体験した内容ですと、購入後5年程度経った製品の修理依頼があった為、伺って製品の確認と異常とみられる部品を特定。製品のメーカーに部品発注の依頼をかけたところ、、、「○○という量販店専用のモデルで、特定のバーゲンセールに合わせて製品化したもので、アフターパーツは一切出ないです」といった事もありました。

    同様の場合で修理に伺うと、住設モデルでは金属製だったはずの部品が樹脂製になっており、分解不可能な構造だった場合などもあります。そのお宅は結局買い替えなさいました。

    例を挙げると様々ですが、内部のギア(歯車)が住設だと金属、量販だとプラスチックになっていたりと値段相応なところがあるのが実情です。

    アフターパーツの期間が短いことも多く、「故障=寿命でも買い替えればいい」と消費者(お客様)の皆様が納得できるかどうかが重要になっていると思います。

    この話は前置きで、次回にもう一つ住宅設備に関する情報を載せられたらと思います。