先述で、給湯コスト、特にランニングコストのことを書きましたが、イニシャルコストのことを書いていなかったので、こちらで後述しておきたいとおもいます。

    前回の結論は灯油≒電気<ガスでしたが、給湯器本体の値段はメーカーや機能、工事の内容により大きく異なりますが、本体も高価で、なおかつ重く、スペースを多く使用するエコキュートが設置費用的には最も高額になります。メーカーの定価では100万円を超える機種が多いです。

    以下はエコキュートが通常備えている追い炊き機能や、自動湯はりなどの機能を持つ灯油、ガス給湯器の価格となります。

    次いで、灯油の給湯器です。主要なメーカーの定価は40万円前後。後述しますが、ガス給湯器と比べると定価ベースで10万円前後高額になります。

    最後にガス給湯器です。構造的には灯油に比べて、燃料を吸い上げるポンプや、地震を検知して自動的に停止するなどの機能がオミットされております。(安全機能が無いのではなく、ガスメーター等にすでに備わっている機能は最初からついていないそうです)設置の工事費用はガスと灯油は大きくは変わらないです。

    2023年1月に書いていますが、本体の価格改正が何度もあったりして当社ならおおむね幾らぐらいといえないのが悔しいところですが、メーカーの定価は一つの目安になると思います。

    こうしてみると、灯油の給湯器がランニングコストとイニシャルコスト両面で優秀そうに見えますね。

    可能な限り客観的な数字だけで主要な給湯器の特徴を書いてみましたが、ガス給湯器は部品点数が少なく、故障の発生リスクが少ない傾向があるなど、過去の工事実績から体感的に感じることもあります。どの給湯器メーカーもおおよそ10年で部品の供給を止めてしまいますので、別荘的な運用(例えば田舎のご実家にたまに帰るなど)では、基本料こそかかりますがガス給湯器の単機能(追い炊きや自動湯はり機能のないもの)をお勧めすることもございます。なんせ24号(お風呂ともう1箇所程度は同時使用に耐えうる給湯量の給湯器)がインターネットで5万円以下の製品もゴロゴロあるくらいなので、もし故障していても影響が少ないイニシャルコストの安い製品を選ぶことも選択肢のひとつなのかなと思います。

    どの製品が